大腿骨頭壊死症とは
一般病理学によると
大腿骨頭壊死症とは、何らかの原因で股関節が血行障害におちいり、大腿骨頭が栄養不足になり壊死してしまう症状です。
最初は、軽い痛みやだるさ
あり、少し休むと痛みは消える程度です。
進行すると徐々に痛みが強くなり、しだいに回復するのに時間がかかるようになってきます。
症状が酷くなると、体を傾けて脚を引きずりながら歩いたり、股関節が外に開きにくくなったり曲がりにくくなったりと、関節可動域に制限がおこってきます。
原因となる要素の一つとして、ステロイドの大量投与や、アルコールの多飲によっても起こることが解明されています。
治療法としては、早期発見の場合は、筋力トレーニングなどの保存療法が行われ、酷い場合は、人工股関節置換の手術をおこなったりします。
やすらぎでは
大腿骨頭壊死症の原因は、股関節周辺筋肉の異常緊張によるものと考えます。
筋肉の緊張によって、股関節の骨と骨とが押し付けられ圧迫されてしまい、骨頭の軟骨に血流障害がおき、まるで壊死のような状態になってしまうと考えます。
実際には筋肉に問題があるケースが多いので、緊張をしっかり緩めて、股関節の骨と骨との空間をしっかり確保することで、じょじょに骨頭に血流がいくようになり、その結果股関節の痛みや違和感が解消していき回復につながっていきます。
大腿骨頭壊死の回復体験談(効果には個人差があります)
40歳代 男性
施術前の状態
約十カ月前にMRIを撮って、両足とも大腿骨頭壊死と診断されました。
右足の痛みが強く、体重をかけたり足の爪を切る時や靴ひもを結ぶのは、股関節が痛くて苦労しています。
会社で宴会があって、座敷だったりすると、あぐらがかけないことや足を外に開くことが出来ないですね。
施術後の状態
週1ペースで通っていますが、2・3回受けた後はずいぶん楽になる感覚があります。
6回目が終わった後は調子よく歩けています。ただ、先日宴会があり長時間座っていたら
翌日に少し痛みが出てしまいました。
今は痛みなく歩けるようになり、2週間に1度施術を受けに通っています。
重いものを持ったり、急に走ったりしなければ日常生活に支障はありません。
大腿骨頭壊死と言われた時は、一生痛みと付き合っていかなければならないかと思いましたが、このまま痛みがなくなり走れるようになれればと前向きに思っています。